いきなり大学院は難しい?
- HFBK Hamburg (MFA Fine Arts)は「field of study is irrelevant」と公式に明記。学士+portfolio 20点で受入れ。
- HfG Offenbach (MA Design)は career changer 用に「independent assignment」alternative path を公式設置。
- UdK Berlin (VC MA)は同分野(Visual Communication)または近接分野の学士を前提(180/210 CP の場合 adaptation course あり)。
- Bauhaus-Universität Weimar (MFA Media Art)は授業が英語、独語は A2 で OK(C1 必須ではない)。
4つの準備ルート — 横並び比較
| ルート | 期間 | 学位 | 年間費用の目安 | 英語要件 | こんな人に |
|---|---|---|---|---|---|
| 🇩🇰フォルケホイスコーレ | 1学期〜1年 | 学位なし | ¥100-150万(寮費・食費込み) | 不問〜B1 | まずデザイン文化に触れたい・コストを抑えたい |
| 🇬🇧グラディップ (Graduate Diploma) | 1年 | MA出願準備 | ¥350-500万 | IELTS 6.0-6.5 | 同校MAに進学したい・ポートフォリオを本気で仕上げたい |
| 🇬🇧ファウンデーション | 1年 | 学部進学準備 | ¥250-400万 | IELTS 5.5-6.0 | BA(学部)から留学したい・若い世代 |
| 🇺🇸プレカレッジ/Continuing Ed | 数週間〜1年 | 単位/証明書 | ¥30万〜(短期)/¥300万〜(長期) | 不問〜TOEFL 80 | US系の学校文化を試したい・夏休みで体験 |
デンマーク発祥の成人向け全寮制学校。入試なし・試験なし・学位なしという独特の制度で、デンマーク政府の助成により授業料・寮費・食費込みで非常に安価に学べます。アート/デザイン専攻のあるホイスコーレは10-15校あり、特にKrabbesholm・DSDHは英国・欧州の名門 MA 進学者を多数輩出しています。
向いている人:
- 「本当にデザインを仕事にしたいか」をまず確かめたい
- 同じ志を持つ国際的な仲間と寮生活で深く繋がりたい
- 大学院出願までに1学期-1年の助走期間を取りたい
注意点:学位は出ないため、これだけでビザ・就労には繋がりません。MA/BAへの「飛び石」として位置づけるのが基本です。
≒ ¥100-150万 / 学期
イギリスの主要美大が提供する大学院前の1年間プログラム。学士相当扱いの修了証が出るため、それまで美大経歴がなくても MAに出願できる条件を満たせます。英国の主要美大に設置されており、ポートフォリオ制作とリサーチ手法を集中的に学びます。
向いている人:
- すでに「UKのMAに進む」と決めている
- 同校のMAに内部進学したい(合格率が上がる傾向)
- 1年でガッツリ批評文化に浸かりたい
注意点:学費はMA並み(年£18-23k)。フォルケと比べると4倍程度の予算が必要。
≒ ¥350-450万
UKの伝統的な「BA進学の準備コース」。本来は現地の高校卒業生が学部進学前に1年かけて専攻を決めるためのプログラムですが、日本の高校・大学を出た留学生にも門戸が開かれています。広く Fine Art / Graphic / Fashion / 3D を体験して、自分の興味の核を見つけられます。
向いている人:
- 大学を出ていない/日本の大学を中退している
- 分野(グラフィックか・ファインアートか)をまだ決められない
- UKのBAから腰を据えて4年(Foundation + BA3年)留学する覚悟がある
注意点:ゴールはBA(学部)進学。MA直結ではないので、すでに学士を持っている人にはオーバースペック。
≒ ¥270-400万
アメリカの主要美大が、社会人や大学生向けに提供している非学位プログラム。期間と費用の幅が広く、夏休みの2-6週間で受けられる短期コースから、1年フルタイムの Post-Baccalaureate 相当まで多様。
向いている人:
- US系の「批評文化」「コンセプト主導」の教育文化を試したい
- 仕事を辞めずに夏休みだけ集中留学したい
- 米国の名門 MFA 出願を見据えて事前接続したい
注意点:単位制度・修了証はあるが学位は出ない。F-1ビザの可否は期間・週時間で変わるので学校に要確認。
≒ ¥30〜450万